抹茶に続く “次のトレンド” として、人気を集めているのが「UBE(ウベ)」。鮮やかな紫色の見た目が目を引く一方で、ほんのりやさしい甘さも魅力です。最近では、日本でも取り扱うカフェが少しずつ増え始めているようで……。
ウベブームが到来!? 次に来るトレンドフードを調査

「UBE(ウベ)」が抹茶に続く “次のトレンド” として、世界中でじわじわ存在感を高めています。
最近、SNSでやたらと目に入る “紫色のドリンク”。「次に来るのはこれかも?」と思いながら韓国やハワイのカフェを巡っていたところ、「UBE(ウベ)」を使ったラテやシェイクに何度も出会いました。
編集部きっての食いしん坊。おいしいものを求めて、国内外を飛び回る。毎年恒例の「トレンドグルメ予測」企画ではメイン担当を務め、話題のフードやドリンクをいち早くキャッチ。
そもそも「UBE(ウベ)」とは?

鮮やかな紫色が特徴で、現地では昔からアイスやケーキ、かき氷など、さまざまなスイーツに使われてきた定番食材です。
日本の紫芋やタロイモとは違う?
ウベはタロイモや日本の紫芋と混同されがちですが、じつは別もの。ウベは “紫山芋” とも呼ばれるヤムイモの一種で、タロイモよりクセが弱く、紫芋よりも甘さがやさしいのが特徴です。
近年は、そのやさしい味わいと写真映えするビジュアルから、ラテやシェイクなど“飲むウベ”が人気に。現地のカフェでは、紫色のドリンクが並ぶ光景もすっかり定番になりつつあります。
ハワイやフィリピンでは定番のフレーバー

ウベ自体は、じつは突然現れた新顔ではありません。フィリピンでは昔からウベアイスやケーキ、シェイクなどが定番で、ハワイでもローカルカフェやベーカリーを中心に親しまれてきた存在。
筆者もハワイやフィリピンを訪れた際、ウベドリンクやスイーツを見かける機会も多く、「ローカルに根付いた定番フレーバー」という印象を受けました。

一方でハワイでも、ここのところ “ウベ推し” が加速している印象。もともと親しまれていた食材ですが、「バター餅(Butter Mochi)」といった、トレンドスイーツのフレーバーとしても使われていました。
定番でありながら、再び注目を集めている空気を感じます。
韓国でブームが加速。多くのカフェでメニュー化

ここ最近、特に存在感を増しているのが韓国。現地では、ウベラテやウベクリームドリンクを提供する店が急増しており、抹茶や黒ごまに続く “次のカラードリンク” として人気が拡大している様子でした。

どこのカフェをのぞいても、必ずといっていいほど目に入ったのが「UBE(ウベ)」の文字。メニューのどこかにウベがある状態で、スターバックスでもウベを使ったスイーツを発見。
毎度のことながら、韓国はひとたび火がつくとブームの勢いがすさまじい……。
ドリンクだけじゃない。コンビニでも広がる「ウベ味」

ウベ味のクランチ系チョコスナック
カフェだけでなく、「CU(シーユー)」や「GS25(チエス イシボ)」といった、韓国の大手コンビニではウベ味のクッキーやパンなども見かけるようになっており、“飲むウベ”を入り口に、じわじわ広がりを見せている印象です。
実際、どんな味?飲んでわかったウベの魅力

正直、最初は「見た目重視のドリンクかな?」と思っていました。でも実際に飲んでみると、その印象はいい意味で裏切られます。
ウベの魅力は、なんといってもやさしい甘さ。ほんのりココナッツやバニラを思わせる風味がありつつ、重たくありません。芋系ドリンクにありがちなもったり感も少なく、気づけばごくごく飲んでしまう軽さがありました。

クセは控えめで「新しいものは気になるけれど、冒険しすぎたくない」という人にもハマりそうだと感じました。
特にさつまいも味に目がない人はきっと好きになるはず。
映えるだけじゃない。人気が広がっている理由

ウベの魅力は個性がしっかりありつつ、親しみやすい味であること。
実際、ラテやシェイクはもちろん、プリン、ドーナツ、焼き菓子など幅広いスイーツに展開しやすいのも強み。見た目のインパクトがありながら、味のハードルが低い。そんな “ちょうどよさ ”が、いま世界的に人気を広げている理由なのかもしれません。
日本ではどこで出会える?

日本でもウベドリンクを扱う店が少しずつ増えてきています。新大久保の韓国系カフェやフィリピン系スイーツショップを中心に、ウベラテやウベシェイクを見かける機会がじわじわ増加中。
まだ、どこでも飲めるほどではないものの、感度の高いカフェではすでにメニュー化が始まっており、トレンドの芽を感じます。
「ブルーシール」やウベ専門店で販売中
沖縄発のアイスブランド「ブルーシール」では、以前からウベフレーバーを展開。
また、ハワイ発のウベスイーツ専門ブランド「UBAE(ウベェ)」。ハワイで親しまれてきたウベタルトやウベスイーツを日本でも展開しており、催事やオンライン販売を通じてファンを増やしています。
日本でも「ウベ」を見かける機会が増えていくはず
抹茶に続く “次のトレンド” として、じわじわ存在感を高めているウベ。
鮮やかな紫色の見た目に惹かれて飲んでみたら、想像以上にやさしくて、どこかほっとする味わいでした。映えるだけでは終わらない、このおいしさもポイント。
数か月後、日本のカフェでも当たり前のように見かける存在になっている……そんな予感がしています。
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